彰化市長に面談

• 多忙な中で彰化市長が特別に面談してくれました。学生に対して地域の話をしてもらったり、学生の日本での取り組みなどを紹介して、ディスカッションを行いました。
• それから彰化市の地域ガイドの方々に案内してもらって、彰化市名物の扇形車庫や、八卦大仏などを見学しました。
• 彰化市については、市長自ら地域活性化や歴史的資産の活用などを積極的に取り組んでいて、その功績から台湾中部でも注目を集めている地域です。彰化市には彰化師範大学や付属工業高校もありますし、産業と教育という分野では、日本との交流も今後増えていきそうです。

彰化市について

「彰化市」は、台湾の彰化県に位置する都市であり、同県の県庁所在地です。
この市は、大陸に近く、鹿港が貿易の要衝であったことから、県の政治文化、商業中心地としての地位を占めています。エリア内には豊富な自然景観、歴史、文化、および屋台料理を有し、八卦山大佛風景区や扇形車庫、孔子廟、彰化市武徳殿、媽祖文化の重要地点である彰化南瑤宮などが含まれます。また、「彰化肉圓」、「爌肉飯」、「素食麵」、「猫鼠麵」などの屋台料理も有名です。

彰化扇形車庫

彰化市には、台湾で唯一の活きた鉄道資產「扇形車庫」があります。これは主に列車のメンテナンスと保全、補給、調整の役割をもち、またの名は「機関車の旅館」と呼ばれています。

扇形車庫には12個の外に向かって放射状に伸びた軌道があり、軌道中央には円盤があります。機関車が軌道中央に入ってきた際、中央の回転盤は空いた軌道に向けて回転し始めます。機関車が再び走ることが確定すると、保全メンテナンスが進められます。現在、扇形車庫には台湾最古のCK101の蒸気機関車が保存されています。その他、CK124、CT273およびDT668などもあります。

彰化八卦大仏（八卦山）

八卦山は彰化における代表的な観光スポットで、かつては「彰化八景」の一番目の「卦山春暁」として知られていました。また、台湾における重要な戦場でもありました。その後、温泉場に変化し、記念碑が八卦山大仏に置かれています。

大仏前の九龍池広場は彰化平原を俯瞰でき、近くには文学歩道、八卦山銀橋、賴和詩牆(詩が書かれた壁）、八卦山天空歩道などがあります。ここではまるで雲の端を散歩しているような感覚を楽しめます。八卦山は彰化の発展に関する重要な指標となっており、現在は彰化の人々の生活やレジャーにおける重要なスポットとなっています。

彰化県観光ダイジェスト